安全率、安全係数

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 ●安全率

安全率とは、構造物が機能を失う最大の応力に対し、許容応力をどの程度見ておくかを数字で表した指標のことです。

例えば、破壊に至る応力が10MPaとしたときに、その構造物の許容応力が10MPaでは、万が一想定外のイレギュラーなことが起こったときにその構造物は破壊してしまいます。

そこで、破壊時の応力が20MPaと想定されるときに、許容応力を10MPaとしておけば、仮に想定外の事態が起こっても破壊に至るのを防ぐことができます。はこのとき安全率は20/10で2となります。

材料の破壊時に人命に大きな影響を与えるような、航空機や原子力機器やエレベータなどを法令で安全率が規定されています。

もちろん、それ以外のものでも安全率は高ければ高いほど良いのですが、安全率を高めようとすると構造物のコスト高を招く要因となるため、構造物の破壊時の影響とコストのバランスを見ながら、安全率は設定されていきます。


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